色とりどりの花が見られ、澄んだ光が心の中にもさしてきます。
今日は春分。
真東から陽が昇り、真西へ沈む。
あんなに日が短かったのに、もう夏へと向かっています。
吹く風も、輝きを増してきました。
人の成長もあっという間です。
あんなに小さかったのに、もうこんなに。
私の子どもの頃の記憶
三歳で着物を着て、嬉しかったこと
着物や髪飾りにうきうきしたこと
箱せこが大好きで、開けたり閉じたり
中の鏡を何度ものぞいたこと
ビラ簪をさらさらしたこと
落とし巾着をころころしたこと
大きな池を覗き込んだこと
四歳になる少し前、妹が生まれた朝に、トースターの前でパンが焼けるのをまったこと
両手に顎をのせて、弟に赤ちゃんねって言いながら
そんな私も、今では(^^)
これまでを大切にし、これからを生きていけたらと思います。
春、新しい予感です。

着物に触れるたびに、日本を、和を深く想います。
もうじき、待ちわびた良き日がやってきます。
心のこもったチューリップサンドで待つことにします。

私の文(ふみ)を読んでいただき、ありがとうございます。
写真は、大切な着物の柄です。父と母のあの日の笑顔が浮かびます。
にっこりと、楽しい時を過ごせますように。
文江
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