桜の花が咲き始めました。
いつものように、春に連れられて。
大好きな桜は、父との思い出の花でもあります。
今年の桜は、私に大きなギフトを持ってきてくれました。
『家族で和服』
私の夢でした。

嬉しくて嬉しくて、ただただ嬉しくて。
この時を家族で過ごすことが出来るなんて。
( *´艸`)
卒業を迎えた娘。今年度は学生にとっても大変な年でした。授業は全てがオンライン。
大学へ行ったのは2回だけ。授業ではなく、荷物を取りにでした。
そのおかげもあり、健康で過ごせたことは、何よりもありがたいことです。
せめて、写真を撮ろうということになりました。我が家にとっては、かなりのことなのですが、なんとかなります。
4娘の子育てが、やっとここまできた、その瞬間を形に残したいこともありました。
幼かった頃は、ひたすら、毎日を無事に過ごすこと。
たくさん遊んで、たくさん食べて、たくさん寝る。
午前中は公園で遊び、お昼を食べたらお昼寝、またまた遊んでお風呂、夕飯食べたら早く寝る。
…眠くなる。
小学生までは、20時が消灯。
「たまごっち」が流行った頃、我が家にはなくても、自分たちで折り紙で作っていました。
無いものは、自分で作る
不憫な思いをさせましたが、その積み重ねが、発想力を育み、手先も器用になったようです。

今回の『家族で和服』も、出来ることはする
友人より最善の助言をいただき、華やかに準備が整いました。友人にとても感謝です。
素敵な和服や帯は、友人からお借りしたもの、私の父母がウン十年前に用意してくれたもの、リサイクルで出会ったもの、夫の帯は父のものです。
素敵な着付けは、着付師を目指す金の卵・娘の友人に手伝ってもらいました。手つきがなめらかにシャープで、センスの良い仕上がり、着崩れは全くありませんでした。これからが楽しみです。
ヘアアレンジは娘が担当。飾りは私の母の簪や、私の成人式のもの、ドライフラワーも使ってのアレンジです。
化粧は各自。ネットで調べながらとなりました。
卒業を迎えた主役は、特別に美容室にお願いすることに。経験を積まれた優しい方でした。
娘のバイト先で撮影していただくことにもなりました。温もりのある素敵なご夫婦のお店です。
たくさんのご縁に助けられて、この時を迎えることが出来ました。
4娘も、それぞれに、何かがスタートしたようです。
( *´艸`)
いろんな事がありましたが、いらないものは、風が吹き飛ばしてくれました。
( *´艸`)
和服の美しさ、和装での気持ちの清々しさ、日本の文化の不思議な力を感じます。
次の世代が受け継いでくれそうです。
心を新たに、春を迎えることが出来ました。
マスクをつけて、小雨の直後の夕方に、人のいない桜の下へ。

そして…

まだまだこれから。
何が起こるか、どう広がっていくか、とても楽しみです。
( *´艸`)

今年の春も、花盛りです。
私の文(ふみ)を読んでいただき、ありがとうございます。
写真は、私の夢が叶った春の日の午後です。
にっこりと、楽しい時を過ごせますように。
文江
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